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HDDをSSDに換装したメモ

Windows用ノートPCとして使っている lenovoThinkPad は最近動作が遅いなぁと感じていた。Windows エクスペリエンス インデックス によるとHDDのスコアが5.4と他より1.0ポイントも低い。起動時もやたらHDDアクセスランプが点灯しているし、SSDに変えてみた。

必要なもの

  1. 新しいSSD(交換前のHDD容量以上のもの)
  2. SSDをUSB接続するための装置・ケーブル(SATA接続)

SSDはサイズに注意が必要。今回はPCの型番で調べて大きさ2.5インチ, 7mm厚のものしかダメだった。9mm厚のもあるけど、そっちはノートPCに入らない。パソコン工房でワゴンセールされていた CFD製480GB 11,800円(税込み)を買ってきた。
あと、接続はIDE(古い)とSATAIDEより新しい)があるけど、今使っているノートPCではSATA接続だった。*1

SSDをUSB接続できるケーブルならなんでも良いのかもしれないけど、ACケーブルで給電できたほうが良さそう。USB給電では電流不足とかなると、SSDが悪いのか電流が足りないのか、などいちいち調べないといけない。たとえばSANWA SUPPLY のUSB-CVIDE3とか(高い…)。今回は、家にあった3.5インチ用のHDDケースに2.5インチSSDを無理矢理突っ込んで使った。

SSDを初期化する

まず、SSDをノートPCへUSB接続でつなぐ。この状態では買ってきたばかりのSSDが未初期化のため、コンピュータに何も表示されない。

そこで、Windows標準のディスクの管理ツール*2を起動して、パーティションを切ったり、ファイルシステムをNTFSにしてCドライブのパーティションMBRを書き込んだりする。もしかすると、この作業は後述のHDDをコピーするツールで自動的に行われて、不要だったかもしれない。

データをコピーする

ASCII の記事 を参考にした。

ノートPCに交換前のHDDの状態で EaseUS Todo Backup Free をダウンロードしてインストールした。*3

  1. 起動後、右上にあるクローンボタンを押す
  2. ソースにHDDのドライブをターゲットにSSDのドライブを選択する

このとき、左下の「SSDに最適化」を選択すること。あとソースとターゲットのパーティションサイズが異なるなら、ターゲット選択時に右上に出る編集ボタンをおして、四角い枠の右端をドラッグしてパーティションを目一杯使うように設定する。

最後に実行をおせばコピーされる。大体100GB程度で30分くらい掛かる。
ASCIIの記事では、最後にMBRの設定などしているけど、Cドライブをクローンするときに「スタート」に自動的にチェックが入っていたので、今は不要だと思う。(Dドライブのクローンを作るときにはチェックが入っていなかった)。

HDDとSSDを入れ替える

ノートPCからHDDを取り出し、SSDを入れるだけ。そのままPCを起動するとWindowsが自動的にドライバをインストールしてくれた。
Windows エクスペリエンス インデックスでも、スコアは7.9で振り切れてた。体感的にも早くなって良かった。

*1:実は深く考えずSSDを買ってきて、一瞬ひやっとした。一度HDDを取り外して目視するのが早いかも。

*2:Windows + R キーを押して、出てきたポップアップにて diskmgmt.msc と入力してEnterキーを押す

*3:今回使った EaseUS Todo Backup は中国製(成都省の会社の製品)で、最初の使用許諾には「ソフトウェアの品質向上のためにディスクの状態をサーバに送る」と書かれている。個人情報は収集しない、ともあるけど信用しきれないので、この作業はすべてオフラインで行い、SSDで起動後にアンインストールしてからオンラインにした。どこまで効果があるか分からないが、気休め程度に。